散骨とは?
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経済学者エンゲルス | 夏目漱石 |
経済学者ケインズ | 本田夏目漱石宗一郎 |
ライシャワー元駐日大使 | 寺山修司 |
周恩来 | イングリッド・バーグマン |
物理学者アインシュタイン | ジャックマイヨール |
声楽家マリア・カラス | 作曲家いずみたく |
ネールインド元首相 | 映画俳優ジャンギャバン |
ロックミュージシャンのhide | 女優沢村貞子 |
物理学者高木仁三郎 | 石原裕次郎 |
その他 たくさん |
米国カリフォルニア州では、約30%が散骨 |
高木仁三郎さん散骨−− 遺言通り赤城山の見える場所に [2001/4/26] 日本の脱原発運動の理論家で、昨年10月に62歳で死去した高木仁三郎さんの自然葬が22日、高木さんの故郷・群馬県の赤城山の尾根で行われた。高木さんは、生前「赤城山が見える場所に散骨してほしい」と遺言していた。 仁三郎が心のよりどころにしていた故郷に戻れて良かった」と話している。 高木さんは市民団体「原子力資料情報室」の代表を長く務め、平和や環境問題などに尽力した人に贈られ「もう一つのノーベル賞」と言われる「ライト・ライブリフッド賞」を1997年に受賞した。(新聞記事より) 散骨って、してもいいの? 死んだらお墓に入らなくてはダメじゃないの?誰もが考える疑問です。同時に「死んだら元の大自然に帰りたい。」という願いもずっとありました。実際少数の人々によって散骨は行われてきたようです。様々な理由から散骨を希望する人が増えてきました。いろいろな人たちの苦労・努力によって以下のような厚生省・法務省の公式見解が出され、とうとう散骨は認知されました!先達の方々に感謝! あるアンケートによれば70%の人は散骨で良いと理解を示している反面、実際に散骨をする人は1%にも満たない現状(推測)でしょう。散骨に対する拒絶反応はまだ強く、今は実施にあたっては細心の注意が必要です。ここで社会的非難をあびるような散骨が行われると散骨ができなくなる事態になりかねません。国土の狭い我が国では特に注意が必要だと思います。散骨揺籃期を無事に通過したいものです。 |
昭和23年7月公布の「墓地、埋葬等に関する法律」同施行規則 |
第一条法律の目的 「この法律は、墓地、納骨堂又は火葬場の管理及び埋葬等が国民の宗教的感情に適合し、且つ公衆衛生その他公共の福祉の見地から支障なく行われることを目的とする。」 |
1991年10月、厚生省生活衛生局の公式見解 |
「この法律は従来の葬送を対象としているので、遺骨を山や海に撒く葬送は規定していない為、この法律の範囲外として抵触することはない。」 **********要するに散骨は違法行為ではないということ************ |
法務省刑事局の公式見解 |
刑法第190条の「遺骨遺棄」については、 「葬送の目的のために、厳粛に節度をもって行うのは違法行為ではない。」 |
火葬後の遺骨はリン酸カルシウムです。大地にまけば肥料となり、また土となり、 自然のサイクルの中に取り込まれていきます。一部は再び動植物の生命の源となります。 昔、人が死ぬと適当な場所に埋葬していました。 江戸幕府の民衆統治のための方策として、士農工商(えた非人)、檀家制度が始められ、これに伴い一般大衆も墓に入るようになりました。「○○家の墓」という形を取るようになったのは明治時代です。 ところで、現在は多くの人が心情的にはお寺と無関係に生きていて人生の最後で戒名を授かり、死んでから仏門に入るのではないでしょうか。私は亡き父母にお線香をあげ、手を合わせます。しかし仏教とは断じて関係ありません。あくまでも父母に感謝し、父母に対して直に手を合わせるのであって仏様(ブッダ)が入り込む余地は皆無です。 仏式で葬られたいという人を認めます。 同様に無宗教で葬られたい人も認められなければならないと思います。 故人の遺志によりいろいろな葬儀の形があってしかるべきと思います。 墓に入る入らないの選択を含めて葬送の諸形態が認められるべきであると考えます。 山の散骨 1.散骨はまだ一般的ではありませんので、細心の注意が必要です。 2.勝手に散骨すると罰せられます。 故人の人生最後に法を犯すことは絶対避けなければなりません。 3.砕骨については、1mm以下の大きさにすること。 4.山に入るときは、ハイキングスタイルで少人数にします。 5.自然林の散骨では骨粉以外何も残してはいけません(植樹は可能)。 ![]() |